記念すべき初回は2001年7月に探索した山梨県の廃墟たちについて紹介しましょう。
もともとこの遠征は、昨年2000年夏に山梨県河口湖の廃墟ホテル「小曲園」を探索しようとして断念し、そのリベンジ&リカバリーのために計画されたものでした。
昨年訪れた時、小曲園のほかにもいろいろな廃墟らしい物件を発見していました。今回は日程を1日増やして小曲園と別に発見した廃墟をすべて見て回ろうという欲張りなスケジュールでした(^^;
結果は小曲園が予想外のバリケード修復によりまたしても断念するという残念なものになりましたが(泣)昨年のうちに目をつけておいた怪しい物件をいくつか探索することができ、総合的にはまずまずといったところでしょうか。それでもまだ回りきれなかった物件もあり、河口湖周辺はまだまだ見所が残されています。今後も目が離せない地区です。また、この探索旅行には助手は参加していません。別のところへ旅行中でした(^^;
移動手段はすべて鉄道かバス。あとは徒歩で現場までたどり着かねばならないという試練が・・・でもこれが僕の探索スタイル(^o^)ただ、時間のロスが大きいのと時間の制約が厳しいというのが難でした。
そんなこんなで、合計4箇所を探索してきました。その様子をほんの少しだけお伝えしましょう。
![]() |
まず目指したのは石和温泉から河口湖へ向かう国道137号線 沿線に建っていた廃墟。一見するとスキー場なんかにありそうな ロッジ風の建物に見えますが、正面には会社名が書かれて います。バスの車窓からは2階テラスの様子がよく見え、 ガラスが割れている様子がはっきりとわかりました。車の往来が 激しく外をうろついているとけっこう目立ちますが、周囲に人家 が少なく人気もないので周囲の見物は全く問題ありません。 建物1階は地元ヤンキーたちの仕業か破壊が激しく、入口も 壊されているので潜入は容易。1階のだけの探索なら簡単 ですが、2階を探索するには多少の工夫&危険が伴います。 なぜかは本編で公開した時に紹介しますが、そのせいか2階は あまり荒らされておらず、むしろ自然による破壊が進んでいて 生々しいです。探索するなら2階がお勧めですね。 なお会社名は現所在地の地名を取った普通の名前でしたが、 怪しい会社である可能性もありますので伏せておきます。 この写真からも判別できないはずです(^^; |
| 国道137号線を河口湖方面に進んで最初に見つかる廃墟です。 僕自身ラブホテルの廃墟にめぐり会う確率が高く、いいかげん 飽き飽きしていたんですがぜいたくは言ってられません(^^; ラブホテルは営業をしていても外観がすごく寂れているところも あり、今回の物件ももしかしたら現役かも、と思っていましたが 見事に廃墟でした(^o^)名前は見てのとおり「メルヘン城」です。 ラブホテルにありがちな名前ですね。さて、このホテルは立地 している敷地がユニークで、奥行きが非常に小さく、後ろは 崖、というか急斜面です。そのため部屋の配置は横に広がって おり、数はそんなに多くありません。カラオケボックスのような 間取りです。意外にもここは侵入者の荒らしが少なく、保存状態 はまあまあです。鍵の掛かった部屋が多かったのですが、 いくつか鍵の掛かっていない部屋があったので、一部屋だけ 手短に探索しておきました。なおこの廃ホテルの隣には現役の ラブホテルが営業中です。昼間なら人目に付きにくいので 探索は容易でしょう。白い外壁も視界を遮ってくれます。 |
![]() |
![]() |
三つ峠を抜けて河口湖ゾーンに入り、すぐに見つかる廃墟です。 河口湖野猿公園からも近く、徒歩で到達できます。昨年での 見た感じは完全に廃墟のように見えたので今回の探索で 最大の見せ場になると思っていました。建物の至るところに 「ハーブ園」なる看板があり、昔はハーブの展示、販売を していた感じです。しかも奥の建物は休憩、宿泊ができる 造りで敷地もけっこう広いものでした。そのくせ大きな栽培場 には全くハーブが育っている形跡がなく、7月の週末なのに 営業していない、そもそも建物は死にかかっています。最初は 完全な廃墟だと思い、建物の内部潜入まで試みようとしました が、次第に不自然なところが多数浮かんできました。 明らかに人が栽培している作物がある、建物は朽ちているのに 窓ガラスの破壊がほとんどないなど・・・どうやら定住こそして いないものの、管理者がいて栽培場の跡地を畑として活用 している感じでした。不定期にここを訪れ、作物の世話をしている ものと思われます。よってここは「準廃墟」扱いですね。 |